間取り

敷地が南北に細長く、幅7m弱、奥行き45m以上の約100坪の敷地です。 普通は建てにくいと敬遠される土地ですが、夫は「おもしろい!」と敷地をみた時からプラスに考えていました。
玄関を入り、パントリーの大型収納があり、扉をあけるとLDKのキッチンです。その奥に洗面、物干しスペース、トイレ、浴室、ウォークインクローゼット、個室となっています。

全体配置図(画面左が南側です)

1階全体平面図

1階北側平面図

1階南側平面図

2階平面図

 

普通は南側にリビングを、という点からは割り切った間取りですが、南面していないリビングに今まで何も不満を感じたことはありません。

通常、LDKへの出入りはリビング又はダイニング側が多いかと思いますが、
夫が「くつろいでいるリビングにいきなり入ってこられるのは気になる。ワンクッションほしい。」
という考えで玄関からキッチンに入る形になっています。
また、玄関から入るときにキッチンを通ることへの抵抗感ですが、これも全くありません。
高いカウンターで目隠しがありキッチン側が丸見えではないからだと思います。
むしろ冷蔵庫までの距離が近いため毎日とても助かります。


階段はリビング内に直線階段を設置しています。
安全上直線階段は躊躇しましたが、通常の住宅階段よりも勾配を緩くしておりますのでこれまで危ないと感じたことはありません。


 

私の家の間取りで変わっているのは、2階建てなのにトイレが1階に2か所あることです。
2階にはなく、1階にLDKを挟む形で2つです。
5人家族の想定でしたのでトイレ2か所と言いう事は早い段階で決まりました。
私は当然のように2つ目を2階に設置しようとしていたのですが、間取りをしているうちに1階の方がおさまりよくなりました。
そこで夫婦で相談してみると、2階のトイレは使用頻度が低く掃除をするのが面倒というのをよく聞くけど、
よく使うトイレが2つあればそちらの方が使いやすいのではないかということになりました。
2階からわざわざ1階にトイレのために降りるのは億劫ではないかという話も出ましたが、
そこまで個室にこもってほしくもないということもあり決定しました。

実際は、、、とても便利です。
2階にあればよかった、と思う事より、使いやすいトイレが2つある安心感の方が上回ります。
もっとも、子ども達が大きくなってどう思うかはわかりません。それはまたその時追記していきたいと思います。


トイレがない2階は個室を3部屋のみです。
2階をしぼったことで最小限の廊下ですみました。
また、子ども達が小さいうちは家族全員で寝られるよう2部屋は区切らずスタートしました。
主寝室は、将来子ども達が個室をもち巣立つまでの短い期間の利用なので最小限の広さで1階に設置しています。
LDKが収納を含めると30畳と広くとっている代わりに、各個室は最小限です。
最小限ではありますが、収納は各個室に充分とることは重要視しています。

 

2022年06月02日