ダウンオプション

標準仕様を一度見直してみてください。

オプションで追加することは多いと思いますが、逆に標準仕様を落とすこともスッキリして暮らしやすくなるかもしれません。

例えば、お風呂の鏡は標準仕様が多いと思いますが必要でしょうか?

「あったら使う」かもしれませんが、掃除の手間はかかりますしどうしても壁面に凹凸ができたりコーキング(ゴムのようなもの)ができたりします。
お風呂でひげを剃ったりする方は必要かもしれませんが、一度考えてみてください。

キッチンの水栓はどうでしょうか?

おしゃれな形でセンサーがついていたり、浄水器がついていたりしませんか?

浄水器は実際に使われる方には必要ですが、ウォーターサーバーを利用されている場合は不要かもしれません。
使わないのに浄水機能がついているとフィルターが汚れたり逆に不衛生ですし交換のコストもかかります。
水の利用について考えてみてください。

水栓の形は、センサーがついていてもやはり指を使わずレバーを操作できた方が便利です。
手に洗剤がついている状態を想像して水栓を見直してみてください。

 

ただし、余分な仕様を減らしたからといって金額が大きく変わることはないと思います。

というのもカタログに載っている金額は住宅を建てる際には参考でしかないからです。
しかし、減らした分を他のアップグレードに、、というのはもしかしたら対応していただけるかもしれません。
一度交渉してみてください。

例えば30,000円の水栓を20,000円の水栓に変更し、浴室の鏡30,000円を廃止したとしても工事金額が40,000円減になることはありません。

しかし、浴室に手すりを追加するオプション代15,000円をサービスして欲しいと言った要望は可能かもしれません。

工事金額減のための仕様変更ではなく、長い目でみた時の環境向上のための変更だと考えてみてください。


2022年06月10日